2011.07.12 Tuesday
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スタッフのつぶやき |
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なでしこジャパンは11日、明後日のスウェーデン戦に向けフランクフルト市内で練習を行った。明るい雰囲気の中、攻撃の連係の確認やミニゲームで約1時間汗を流した。準決勝で対戦するスウェーデン。大会当初は、FW・Lotta SCHELIN(179cm)、FW・Jessica LANDSTROM(180cm)のツインタワー目がけて蹴り込んでくる印象が強かったが、パワフルでロングレンジのシュートを積極的に放つ、MF・Nilla FISCHER(写真左下)。スーパーサブ的な存在で、スキルフルでスピードもある、MF・Antonia GORANSSON(写真右下)など、バラエティに富む選手が揃い、大会を通じて多彩な攻撃を持つチームへと印象が変わっていった。大会中に成長したチームの典型なのかもしれない。準決勝スウェーデン戦は、13日午後8時45分(日本時間14日午前3時45分)キックオフ。文・写真/金子悟
エースのゴールがアメリカを救った。10日、ドレスデンでブラジルと対戦したアメリカは、延長戦後半のロスタイムにFW・Abby WAMBACHのゴール(写真左下)で追いつくと、続くPK戦では、GK・Hope SOLO(写真右下)がブラジルの3人目のキッカーDF・DAIANEのシュートを止め、5-3で競り勝ち(前後半1-1、延長戦1-1)で準決勝にコマを進めた。延長戦後半ロスタイム、左サイドにボールが展開されると、FW・Abby WAMBACHはファーサイドへ一直線に走り出す。ブラジルディフェンスの死角となるスペースに走り込むと、絶好のクロスを頭で合わせた。まさにチームとして狙い通りの形ではなかったか。ブラジルには個々の高いテクニックとスピードがたしかにあった。だが、アメリカには理想的な攻撃の形を実現して得点を奪うチーム力があった。文・写真/金子悟
なでしこジャパンは7日、ヴォルフスブルグ市内の練習場でトレーニングを行った。イングランド戦の敗戦を引きずった様子はなく、アップやストレッチでは笑顔見せていたが、戦術練習に入ると真剣な表情に一変。攻守の連係を確認し、約1時間半、汗を流した。また、トレーニングにはドイツメディアも取材に来ており、女子ブンデスリーガで活躍するMF安藤(Duisburg)などが取材に応じ、ドイツ戦へ向けた意気込みを語っていた。ドイツ戦は苦しい戦いが予想されるが、追い込まれてから強いのがなでしこ。期待するのはもちろん勝利だ。文・写真/金子悟
アメリカが敗れた。ヴォルフスブルグでスウェーデンと対戦したアメリカは、PKなどによる2点のビハインドから、67分にAbby WAMBACHのゴールで1点を返すにとどまり、1-2でスウェーデンに敗れた。この試合のスウェーデンは、ツインタワーの一角、FW・Jessica LANDSTROMが不出場だったが、ゴール前に蹴り込むことが減り、アメリカに的をしぼらせなかったのが勝因だったのではないだろうか。アメリカ(FIFAランキング1位)、ドイツ(同2位)、ブラジル(同3位)のトップ3とは、大きく水をあけられているとみられていたスウェーデン(同5位)を含む4位以下の各国。このスウェーデンの勝利は、我々日本人にも大きな希望を与えてくれた。文・写真/金子悟
グールプマッチ第3戦イングランド戦前日の4日、なでしこジャパンの選手たちは、試合会場となるアウグスブルグのFIFA Women's World Cup Stadium(写真左下)を下見し芝の状態を確認した。最後には記念撮影も行い、選手たちはリラックスした表情を見せていた。朝をむかえたアウグスブルグ(写真右下)。試合当日午後6時(日本時間6日午前1時)の天候は、晴れ時々雨、降水確率40%、気温24度の予報となっている。グループB1位通過を懸けた試合は午後6時15分キックオフ。文・写真/金子悟
オーストラリアと赤道ギニアがボーフムで対戦した。試合は前半8分、FW・Leena KHAMISのゴール(写真左下)で先制したオーストラリアが、最終ラインでボールを奪われるミスで2点を失いながらも、3-2で勝利した。身体能力が高い選手が揃う両チーム。真っ向から激しくぶつかり合うも、ラフなチャージで互いにヒートアップしすぎたためプレーが頻繁に止まり、残念ながら内容のあるゲームにはならなかった。試合に飽きはじめたファンがウェーブをしようと、カウントダウンのかけ声ばかりが耳に残る試合だった。文・写真/金子悟
平均年齢20.45歳。Korea DPRの先発メンバーは、ほぼU-20。この若いチームが、アウグスブルグでスウェーデンと対戦した。180cmのLANDSTROM、179cmのSCHELINのツインタワー目掛けて蹴り込んでくるスウェーデンの攻撃に対し、Jong Pok SimらKorea DPRのセンターバックはまったく競り負けていなかった。(写真左下) だが、攻撃での連動性が乏しく、ボールを持ってから味方を探している間に間合いを詰められ、フィニッシュまで持っていけないという場面が目立ち、得点を奪えず0-1でスウェーデンに敗れた。まだ試行錯誤の段階で、Korea DPRにとっては9月の五輪予選が本番という位置づけなのかもしれない。文・写真/金子悟
ようやくもぎ取った1点。ハーフタイムに観客からブーイングを浴びるなど、苦しい内容だったドイツ。54分、安藤の同僚、Simone LAUDER(写真左下、左から2人目。写真右下)の得点で辛くも勝ち点3を手にした。この勝利でドイツの決勝トーナメント進出が決定。グループAで勝ち点6、得失点差でフランスに次ぐ2位につけている。次戦でドイツはフランスと対戦するが、このまま2位抜けを狙うのではないだろうか。というのも、グループAで1位抜けをすると準決勝でアメリカと対戦する可能性が高くなるからだ。グループマッチも終盤になるにつれて、各国の思惑が見え隠れしていく。文・写真/金子悟