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 スタッフのつぶやき
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もうひとつの日本代表。

南アフリカにおけるSamurai Blue の戦いは終わりましたが、まだ日本代表の戦いは続いています。そう、西村雄一主審、相楽亨副審のコンビです。昨日はオランダ対ブラジルという、大会を占う大一番に起用されました。

世界が注目するビッグゲームですが、試合を振り返っても大きなミスが見当たらない、ほぼ完璧な試合コントロールでした。逆転が起こるようなスリリングなゲーム展開は、往々にして両チームの選手がエキサイトしがちになるもの。しかし、最初の暴力行為を見逃さずにフェリペ・メロにレッドカードを突きつけるなど、毅然とした態度を貫き、乱闘騒ぎなどサッカー以外の部分をクローズアップさせることなく、試合を終えました。

後半半ばにオランダが数的優位なカウンターを仕掛けているところでアドバンテージを取らなかったこと。そして、ロングボールに間に合わなかったオランダの選手が手を出してボールを扱った場面で、イエローカードが出なかったこと。このふたつだけが残念です。

しかし、それも枝葉末節。ワールドカップのクオーターファイナル、そして伝統国同士のゲームで笛を吹ける人間など、世界に何人もいません。ここで起用されたということは、スケジュール的にも、決勝戦、3位決定戦の笛を託される可能性があるということでしょう。もうひとつの日本代表のワールドカップは、まだまだ続きます。


西森彰

| ワールドカップ | 19:52 | comments(0) | trackbacks(1)
家に帰るまでが遠足。感謝を口にするまでがワールドカップ。

 史上初のベスト8を賭けた戦いに臨んだSamurai Blue=日本代表。南米代表のパラグアイと押されながらも五分に渡り合い(日本語的には変な言い方ですが)、PK戦に持ち込みました。しかし、日本3人目のキックがゴールバーを叩き、Samurai Blueの冒険は終わりました。

内田選手の不調に始まり、今野選手のケガ。いわゆる第3候補の立場からスクランブル起用された駒野選手の活躍なしに、日本代表の快進撃はありませんでした。守備はもちろん、豊富な運動量を活かしての攻撃参加。長友選手と左右のサイドを駆け上がる姿は、試合ごとに頼もしさを増していました。

誰かが失敗しなければ終わらない。それがPK戦の大原則。そして、そこでサッカーの神様が選ぶのは、たいていの場合「失敗しても責めることのできない選手」です。2010年ワールドカップ最初のPK戦で、選ばれたのは駒野選手でした。

 

昨日、書店を覗くとワールドカップコーナーが広がっていました。速報誌が平積みにして置かれていたのですが、そこに「0勝3敗〜岡田ジャパンが惨敗する理由」というムック誌が混じっていました。中身を見ていないので何とも言えませんが、たぶん日本代表が惨敗することを前提に、どうしてそう考えるのかという切り口で迫っていたのでしょう。いや、その本のタイトルと今大会の現実をあわせて、どうこう言いたいわけではありません。

ただ、8年前の日韓大会、4年前のドイツ大会を前に、そんな刺激的なタイトルをつけた雑誌が発行できたか。できなかったでしょう。確かにあの頃はなんでも出せば売れる状況でしたが、世間は「トンデモ論」のひとつとしか見なかったはずです。出版不況の今日、そうしたタイトルの本が発行できたのは、世間もこのチームをそう見ていた証左と言えないでしょうか。

日本が入ったグループEの2位とグループFの1位が対戦するこの試合、放映権を掴んでいたテレビ局は、ビッグネームが揃ったブラジル対ポルトガルのゲームと交換したそうです。これも「視聴者はそっちの方が見たいだろう」「そもそも日本が2位抜けなんてできるはずがない」という判断の表れだと思います。

実は、今大会が始まる前、私も知り合いと一緒に日本代表の勝ち点を予想しました。知人ふたりは「1」で、私は「3」。全員が全員「日本代表に、精一杯、好意的な結果を予想して」です。



心の底から日本代表を信じていた人。
ブックメーカーで日本代表のグループリーグ突破に有り金賭けていた人。
そして、現地に足を運んで声援を送ったサポーター。

胸を張っていいんじゃないですか(日本の人口の何割いたんでしょうか)。 

「負けると思うけれど応援する」
「どんな結果でも受け止める」

そう胸に誓っていた人たちも、存分に悔し泣きしてください。

「ここまでやるとは思わなかった」
「信じてあげられなくてごめんなさい」

誰にでも失敗はあります。自己弁護が入っています(笑)。

でも、一番恥ずかしいのは、結果が出た後で……。まあ、やめときましょうか(笑)。

 

大会前の評価を考えれば、カメルーン戦の勝利も、オランダ戦の内容も、多くの人には予想外だったはずです。ほとんどの人たちはデンマーク戦、パラグアイ戦と2試合も「ボーナスゲーム」を味わえたわけです。

期待値以上の結果を残してくれるチームってそうそうありませんよね。そして、最後に悔し泣きできる内容のゲームをしてくれるチームっていうのも。青いユニフォームを着た冒険者たちには、心からの「お疲れ様、そして、ありがとう」という言葉を送りましょうよ。こんな機会はめったにありませんよ。


西森彰

| ワールドカップ | 03:10 | comments(0) | trackbacks(0)
死神はどこを選ぶか?

グループHの第2節。チリ対スイスは、どちらにとっても、もの足りない結果になりました。

初戦でスペインを破ったスイスは、この試合に勝てばグループリーグ突破がほぼ確定。しかし、退場者を出して数的不利に陥り、前回大会から続けてきた無失点記録に終止符を打たれ、0対1で敗戦。次のゲームでは勝ち点3が必要になりました。

一方、2連勝を飾ったチリも最終戦がスペインとの対戦。その前に勝ち点6という最低限の結果は残していますが、どちらも最小得点での勝利によるもの。スペインが次のゲームでホンジュラスに勝つと、最終戦はドロー以上が必要になります。ひとり多い状況での終盤には、山のようにゴールチャンスがありました。スイスとの間に大きな得失点差をつけられたはず。こちらにとっても不満の残る結果でしょう。

勝ち点6を持っているチームが落ちる可能性が出てきました。このグループHは本当に不条理な戦いが続いています。


西森彰

| ワールドカップ | 00:57 | comments(0) | trackbacks(0)
有利な状況で最終戦に。
SAMURAI BLUE=日本代表は、オランダとのゲームを0対1で乗り切りました。そして、グループEのもう一試合でデンマークがカメルーンに1点差勝ちという、これ以上望めない結果が。これで日本は最終戦、ドロー以上の結果で自力グループ突破が決まります。

このオランダ戦、90分間の中でのポイントは、開始15分で決めに来たオランダのラッシュを凌いだことです。ここでゴールを奪えなかったことでオランダから「与し易し」という余裕が消えていきました。90分間の殴り合いに持ち込まれたら、当然ながら、決定機の差をそのままスコアに反映されていたと思います。

そして、警戒感を発生させたのは、やはり90分間以外のところにあったと思うのです。それは1年前の親善試合。あのゲームは3点取られた後半も含めて、岡田ジャパンのベストゲームだったと考えています。前半は、どこまで持つかを試すために後先考えずに走りまくった。あれを体験したオランダは「日本とマラソンをやったら勝てない」という意識が生じたのではないでしょうか。ボールをキープしながら、日本の選手の足を丁寧に潰そうという戦い。しかし、それはロースコアゲームしか勝機を見出せない日本にとっては思う壺の展開だったのです。

敗れはしましたが、カメルーンの敗退が決定。繰り返しになりますが、デンマークとの間に得失点差のアドバンテージが生じたため、引き分けでOK。実は、岡崎選手のゴールが決まって、オランダ戦に引き分けていたとしても、最終戦の状況はほとんど変わらなかったんですね。

デンマークも日本と同じく、強固な守備が持ち味。これをこじ開けなくてはいけないとなると、厄介です。しかし、相手の攻勢を受ける戦いはカメルーン戦、オランダ戦と同じ。しかも、このシステムでのゲームも練習試合を含めて3試合をこなして、選手間の連携も更にうまくいくはずです。

深夜のゲームですが、期待して起きることにしましょう。


西森彰
| ワールドカップ | 06:00 | comments(0) | trackbacks(0)
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