topnewscolumnhistoryspecialf-cafeabout 2002wBBSmail tolink
 スタッフのつぶやき
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| - | | - | -
家に帰るまでが遠足。感謝を口にするまでがワールドカップ。

 史上初のベスト8を賭けた戦いに臨んだSamurai Blue=日本代表。南米代表のパラグアイと押されながらも五分に渡り合い(日本語的には変な言い方ですが)、PK戦に持ち込みました。しかし、日本3人目のキックがゴールバーを叩き、Samurai Blueの冒険は終わりました。

内田選手の不調に始まり、今野選手のケガ。いわゆる第3候補の立場からスクランブル起用された駒野選手の活躍なしに、日本代表の快進撃はありませんでした。守備はもちろん、豊富な運動量を活かしての攻撃参加。長友選手と左右のサイドを駆け上がる姿は、試合ごとに頼もしさを増していました。

誰かが失敗しなければ終わらない。それがPK戦の大原則。そして、そこでサッカーの神様が選ぶのは、たいていの場合「失敗しても責めることのできない選手」です。2010年ワールドカップ最初のPK戦で、選ばれたのは駒野選手でした。

 

昨日、書店を覗くとワールドカップコーナーが広がっていました。速報誌が平積みにして置かれていたのですが、そこに「0勝3敗〜岡田ジャパンが惨敗する理由」というムック誌が混じっていました。中身を見ていないので何とも言えませんが、たぶん日本代表が惨敗することを前提に、どうしてそう考えるのかという切り口で迫っていたのでしょう。いや、その本のタイトルと今大会の現実をあわせて、どうこう言いたいわけではありません。

ただ、8年前の日韓大会、4年前のドイツ大会を前に、そんな刺激的なタイトルをつけた雑誌が発行できたか。できなかったでしょう。確かにあの頃はなんでも出せば売れる状況でしたが、世間は「トンデモ論」のひとつとしか見なかったはずです。出版不況の今日、そうしたタイトルの本が発行できたのは、世間もこのチームをそう見ていた証左と言えないでしょうか。

日本が入ったグループEの2位とグループFの1位が対戦するこの試合、放映権を掴んでいたテレビ局は、ビッグネームが揃ったブラジル対ポルトガルのゲームと交換したそうです。これも「視聴者はそっちの方が見たいだろう」「そもそも日本が2位抜けなんてできるはずがない」という判断の表れだと思います。

実は、今大会が始まる前、私も知り合いと一緒に日本代表の勝ち点を予想しました。知人ふたりは「1」で、私は「3」。全員が全員「日本代表に、精一杯、好意的な結果を予想して」です。



心の底から日本代表を信じていた人。
ブックメーカーで日本代表のグループリーグ突破に有り金賭けていた人。
そして、現地に足を運んで声援を送ったサポーター。

胸を張っていいんじゃないですか(日本の人口の何割いたんでしょうか)。 

「負けると思うけれど応援する」
「どんな結果でも受け止める」

そう胸に誓っていた人たちも、存分に悔し泣きしてください。

「ここまでやるとは思わなかった」
「信じてあげられなくてごめんなさい」

誰にでも失敗はあります。自己弁護が入っています(笑)。

でも、一番恥ずかしいのは、結果が出た後で……。まあ、やめときましょうか(笑)。

 

大会前の評価を考えれば、カメルーン戦の勝利も、オランダ戦の内容も、多くの人には予想外だったはずです。ほとんどの人たちはデンマーク戦、パラグアイ戦と2試合も「ボーナスゲーム」を味わえたわけです。

期待値以上の結果を残してくれるチームってそうそうありませんよね。そして、最後に悔し泣きできる内容のゲームをしてくれるチームっていうのも。青いユニフォームを着た冒険者たちには、心からの「お疲れ様、そして、ありがとう」という言葉を送りましょうよ。こんな機会はめったにありませんよ。


西森彰

| ワールドカップ | 03:10 | comments(0) | trackbacks(0)
スポンサーサイト
| - | 03:10 | - | -
コメント
コメントする









この記事のトラックバックURL
http://2002world.jugem.cc/trackback/863
トラックバック
CALENDAR
S M T W T F S
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031     
<< December 2018 >>
NEW ENTRIES
CATEGORIES
ARCHIVES
RECENT COMMENT
RECENT TRACKBACK
LINKS
2002world.com
PROFILE